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2015年6月26日金曜日

秋田県がん検診推進協議会総会を開催しました

 平成27年6月12日(金)14:00~15:30、秋田市内のホテルで「平成27年度 秋田県がん検診推進協議会 総会」を開催しました。

 この協議会は、秋田県のがんによる死亡者及び死亡率の減少を目指し、がん検診受診率を向上させるため、県、市町村、経済団体、保健医療団体、検診団体、患者団体、マスメディアなど60余りの団体の代表者により構成されています。


佐竹知事が座長を務め、県からはがん検診についての現状報告と問題提起、参加者からはそれぞれの立場での取組事例の発表が行われました。




 次に、厚生労働省がん対策推進協議会委員であり、子宮頸がん経験者でもある、特定非営利活動法人日本がん・生殖医療研究会の阿南里恵(あなみりえ)さんが講演しました。


 ご自身の体験に基づいて、がん検診の重要性や治療後のケア、患者と就労の問題などについて説得力のあるお話しがありました。

 「がんになった後に治療を受けて生きることはできても、その後の生活すべてに支障を来すとしたら、本当に命が助かって良かったと言えるでしょうか?」という阿南さんの問いに対する答えは、「がん検診によるがんの早期発見」でした。
 2人に1人ががんになる時代です。がんになっても助かって良かったと思えるようにするために、がん検診を積極的に受けようという方が増えて欲しいと感じさせられた講演でした。


 総会終了後、秋田駅改札口付近で、佐竹知事を筆頭とした有志によるがん検診啓発キャンペーンが行われました。
 多くの方にお声がけをしながら啓発グッズを受け取っていただき、がん検診へ足を運んでいただくよう啓発活動を行いました。


 早期発見を可能とするがん検診の受診率の向上こそが死亡率低下への第一歩です。
 皆さんも、がん検診を積極的に受けましょう!

 以上、じぇいの報告でした。